クラウドファンディング

こんにちは、行政書士の白井 豪祐です。

新しい事業を始めるうえで、資金繰りは重要です。

そんな資金繰り方法のひとつに、クラウドファンディングがあります。

本ページでは、クラウドファンディングについて、解説させていただきます。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは、インターネットを介して発信された事業者の活動や事業内容に共感する人や、活動を応援したいと思ってくれる人から、資金を集める仕組みです。

有名な事例ですと、古い鉄道車両を存続させるために、全国から広く資金を募り、日本で珍しい形式のしゃぶしゃぶ店を開業したい、といった「企画として面白いが、まとまった資金が必要」といった場面で行われます。

開業当初は、自己資金に加え、日本政策公庫からの借り入れと、補助金、クラウドファンディングを組み合わせるのが有用です。

特に補助金は、使える補助金が多いのは意外と知られておらず、クラウドファンディングも事業内容が面白ければ、様々な人から資金を集めることが可能で、しかも返済の必要がないのが特徴です。

クラウドファンディングには、企画を立ち上げるスキルはもちろんですが、自ら企画した内容を、広く拡散し、「応援してあげたい」と思わせるような文章スキルが必要です。

クラウドファンディングをサポートする補助金・助成金もある

クラウドファンディングは、募集をするためのプラットフォームがいくつかあり、集まった金額の一定額を手数料として支払う代わりに、募集のためのサポートをしてくれるサービスがいくつかあります。

クラウドファンディングは、行うことも一定程度費用がかかりますが、2023年現在、東京都では、そんなクラウドファンディングの実施者を対象とした助成金があります。

補助金や助成金を活用することで、発生する経費をカバーして、ビジネスの可能性を、広げていくことができます。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングは募集を募るだけでも費用や手間がかかりますが、以下のようなメリットがあります。クラウドファンディングのプラットフォームに自社情報そのものを記載することが、SEO効果が高いので、広告効果が高いことが特にメリットになると考えております。

  • 広告効果がある、見込み顧客にアプローチできる
  • クラウドファンディングを行ったこと自体が実績になる
  • テストマーケティングになる

どのようなことを記載するか?

クラウドファンディングの募集ページには、以下の内容を記載します。
非常に重要な情報ですので、それなりに工数をかけるべきですが、補助金申請や日本政策金融公庫への借り入れに使用する書類をベースに作成するので、クラウドファンディング単体で行うより効率は良いです。

  • 挨拶
  • プロジェクトで実現したいこと
  • プロジェクトをやろうと思った理由
  • これまでの活動
  • 資金の使い道
  • リターン

まとめ

少し長くなりましたが、クラウドファンディングについて説明させていただきました。

クラウドファンディングを成功させるには、他の方も「面白い」と思うか、いわゆる企画段階が非常に重要です。

原案の段階で、「この企画ってクラウドファンディング可能ですか?」「逆にどのような企画であれば、クラウドファンディングできそうですか」といったご相談も大歓迎ですので、もしよろしければ、お問い合わせいただけますと幸いです。

タイトルとURLをコピーしました